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SOMOSOMOの在り方には救われるよなという話

7/3、SOMOSOMOの2周年記念の3rdワンマンライブ「Reason for living」に参加してきました。その感想などとか、思ったこととか。自分語り多めかもしれません。

 

正直、ライブへ行くかどうかで僕の心は揺れ動いていた。別にSOMOSOMOがどうとかいうよりは等しくライブへ参加することそのものへのモチベーションが最近は低くなっていた。だから、様々な理由をつけて行くか行かないかの葛藤を繰り返していた。

 

最近はそもそも、生きること自体になんだか嫌気がさしていて、死にたいとかではないけど、なんか、つらいな。そういう状態が続いていた。なにをやっても空虚で、仕事にも身が入らないし。みたいな。生活にハリがないというか。

 

まあ、そんな状態が続いていたわけだが、それでもやっぱり推しメンの晴れ舞台なわけだし、まずこのライブに行かなかったら推しメンに合わせる顔がないなと、参加を決めるに至ったわけだった。

 

当日、気乗りしなかったとは言ったものの今回のような大きい会場(今回は新宿ReNY)でのワンマンライブというもの自体久しぶりだったため、ちょっぴり気分は高まっていた。

 

僕は推しメンのツクヨミケイコさんに会いたいというのが1番の理由で5月ごろからは本当に毎週のように現場に通っていた。しかし、最近は本当にお金がなく久しぶりに1週間以上現場に行く間隔が空いていた。まあ、先述したモチベーションも一つ要因としてはあったが。

 

まあとにかく、その兼ね合いで、いつもより少し久しぶりのSOMOSOMOのライブだった。

 

始まりは当然いつも通りのSE。今年幾度となく聞いてきたSEにメンバーが声を乗せる。どの声もよく聴いた、馴染み深い声だ。

そして力強く腕を振り上げながら6人がステージ上に現れる。いつもの対バンとは違い、フロアにある全員が彼女たちに合わせて腕を振り上げる。声は出せなくても熱量は伝わる。ステージ上のメンバーも、どことなくいつもより気合が入っているなというのがなんとなく伝わってくる。

 

SEが終わり、一曲目のイントロが流れ始める。

 

ここまでライブの流れを書いてきたが、熱量の違いや、会場の違いなどはあれど良くも悪くもいつも通りのライブだった。実際最後まで通して、新曲披露とか、超レア曲披露とかはあったものの、やはりいつも通りだった。

 

ただ、そのいつも通りが僕には愛おしく感じられた。彼女たちはいつも通りに全力で、全身全霊でパフォーマンスを披露してくれる。そんな彼女たちをみていると自然と、体が動き出す。気づけば笑顔で一緒に踊っている。何もかも忘れて、この時間だけはとにかく楽しもうと、そう思わせてくれる。代わり映えのしない毎日。それをライブの瞬間だけでも忘れさせてくれる。楽しいという感情で、身体中が支配される。

 

それに気づいて、思わず涙が溢れた。先述したが、本当に最近は生きることに嫌気がさしていた。特に仕事に関して無気力で、前までは楽しんで働けていたが最近はそういうこともなくなり、だらだら就業時間を過ごす日々。はっきり言って仕事というのは生活の大半を占めているもので、それに楽しさを見出せなくなった(ばかりか最近では辞めたいという気持ちが膨らみ続けている)から、人生に張り合いがなくなってしまったというのは少なからず、あると思う。

 

話が若干逸れたが、とにかくそういう辛いこととかを忘れて楽しいという感情でいっぱいにしてくれるのがSOMOSOMOなんだなと、初めて気づかされた。

 

今回のワンマンライブ、「あなたにとってSOMOSOMOとは」という問いが投げかけられていて、メンバーもそれに答えていたのだが、ツクヨミケイコは「自慢」と答えていた。

それに関して本人は「ライブが本当に楽しくてメンバーやファン、その他関係者みんなのことを自慢したいと思えるから。こんな、汗びちゃびちゃでぐちゃぐちゃになっちゃうけど、やっぱり自慢だし。自慢できる場所があるありがたさを感じる」と語っていた。

 

SOMOSOMOというグループは、自分が思うに結構尖っている。衣装とか曲とか、グループの感じとか。どことなく異色感があると思う。でもだからこそ他のグループにはない楽しさとか、そういったものが出来上がるんじゃないかなあと思う。

 

そんな楽しい場所をがどんどん広がって大きくなって行くところをこれからも見られるのは、幸せなことなのかもしれないなあと、強く感じる。

 

終わり。