いろいろ語らせてください!

知識と語彙のないオタクが頑張って音楽を紹介したりします

大好きなグループの話

はじめに。ネガティブなことを書きます。それでも良い方は、読んでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の大好きなグループ。「NightOwl」と言います。

8/23、今日はNightOwl結成から2周年の日。おめでたい。僕は結構、気移りしやすい性格。そんな僕が紆余曲折、曲がりなりにも2年間も同じグループを応援しているのはとても稀有なことだと思う。それだけNightOwlは僕にとって特別なグループなのだなと改めて考えます。

 

今日(2021/08/23)はNightOwl2周年記念ライブ。そこのMCで、メンバーである望月さくらの脱退が発表された。

 

今日は、2周年の記念として、新曲を収録したEPの配信も開始していた。

 

僕は実際にライブには参加できていない。こんな社会情勢だし。だから、普通に仕事をして、仕事を終えて、帰路に着くところで、Twitterを開いてこの事実を知った。

 

正直、この文章を世にばら撒くことに関して、どうなのだろうかと思うところあったが、それでも、自分の素直な気持ちを吐き出したいという気持ちを、許してほしい。

 

NightOwlは2年前、3人の初期メンバー

雨夜憧

折原伊桜

百城凛音

の3人から活動をスタートした。

 

僕が彼女たちのライブを見たのはデビューから1週間後のライブでのことだった。

 

心が躍った。体が揺れた。彼女たちのパフォーマンスは未熟ながらも僕のハートを射抜いた。

 

それからは、当時地方住みの大学生であった僕だが、最低でも月1回は彼女たちのライブを見るためだけに遠征をした。楽曲もたくさん聴いた。Twitter上では彼女たちのことをよくツイートした。たくさん会いに行けるわけではないけれど、それでも彼女たち3人のことをずっと考えた。

 

たくさんのライブを見たけれど、どれも思い出深いなと改めて思う。本当に、一つ一つが大切で、鮮烈な思い出たちだ。ライブ中の感情、特典会で話したことなど、思い出すことができる。

 

そうやって、ワンマンライブとか1周年とか、様々な節目を見届けてきた。

 

そして、前々から言われていたことなのだが、「NightOwlの完成系は5人」という話で、ついに完成系に達する日がやってきた。新メンバーが2人加入するというのだ。

 

今までNightOwlの3人が大好きだった。愛おしくて、愛おしくて、どれだけ好きだと言葉で伝えても足りないぐらいだった。5人が完成系ということは元から知っていたけれど、元の3人で十分すぎるんじゃないかと、そう思っていたし、実際そのような話をしていた。

 

そんなことを考えていた折、新メンバーの2人が加入することになって、そのお披露目ライブが開催されることになった。

 

上京していた僕は、そのお披露目ライブの東京公演に足を運んだ。

 

怖かった。大好きなグループが変わるのが。それでも、チケットを取って、足を運んだ。やっぱり見届けて行きたいと思ったから。

 

新しい登場SEに、新メンバー。新体制。これが完成系なのか。すごい。素直にそう思った。NightOwlはこの5人で、もっと大きくなっていくんだ。心の底からそう思った。ただ同時に、3人でのステージはもう見られないんだなと、少しだけ、ほんの少しだけ寂しさも感じずにはいられなかった。

 

僕の中では初期からアイドルを頑張っている3人がやっぱり特別だった。

別に、新メンバーの2人が好きじゃないとかそういうことではなく、3人が特別すぎた。僕の中で3人はとても大きな、大きすぎる存在になっていた。

 

そんな感情を抱えたまま、仕事の関係や社会情勢によりライブに行けなくはなっていたものの、最近もNightOwlの活動を追いかけていた。

 

そして本日、2021/08/23、NightOwl2周年の日、2周年記念のライブでメンバーの1人の脱退が発表された。脱退するのは新メンバーの2人のうち1人、望月さくらだった。

 

理由は、「本人のやりたいことがアイドルではないと本人が気づいてしまったから」というようなものだった。

 

そうか。ぽつりと一言、公式サイトに書いてある本人の脱退理由を読んで言葉が溢れた。そこからいろんな感情、これまでのことなどを思い出した。

中でも、思ったのは初期の3人のことだった。

NightOwlは、2周年を迎えるまでに、この情勢、またそれ以外でも様々な苦戦を強いられてきた。

 

メンバーの不調により、2人でライブすることもあったし、情勢によってライブできないこともあった。それでも彼女たちは明るく元気にいつもアイドルとして、僕らを照らす光として振る舞ってきた。逆境に立ち向かい、それを逆に推進力として様々な挑戦を行なってきた。僕は、少なくともそう思っている。

 

「やりたいことがアイドルではなかった」

 

本人の言葉を直接聞いたわけではない僕が、本来とやかく言えるものではないのかもしれない。それでも、誠実に、着実にアイドルをやってきた3人を、ともすれば否定してしまう(少なくとも僕はそう感じてしまった)ようなこの脱退理由は簡単には受け入れ難い、そう思った。

 

もちろん、たくさん悩んだのだと思う。それでもやはり、半年やそこらでそんな決断を?そう思ってしまう僕は確実に存在してしまっている。これは紛うことない事実で、言わなくてもいい、言わない方がいい事実なのかもしれないけれど、それでも僕は言わずにはいられなかった。だからこうして、文章を書いている。

 

別に、脱退することを批判するわけではない。ないけれど、やっぱり僕はしばらく受け入れることができないな、その気持ちに蓋をするのは違うと思った。

 

5人で完成系と言われたNightOwlは1人のメンバーの脱退により、一つのピースが欠けた状態になる。僕はおそらく、今の情勢的に5人体制の、完成系のNightOwlを見ることはもうないと思う。どちらにせよ、この脱退の発表を見た後ではフラットな感情で彼女たちを見ることはできないので、ライブに足を運ぶことはないと思う。

 

果たして、受け入れることができるのだろうか、また新たな彼女たちを。わからない。不完全になって、それでも旧体制とも違って、そんな不安定すぎる彼女たちを僕は、受け入れられるのだろうか。

 

どちらにせよNightOwlは、今回の脱退すらも糧に進んでいくのだと思う。いや、きっと進んでいく。その先に僕はついていくことができるのだろうか。はっきり言ってわからない。

 

少しずつでも、受け入れることができたらいいなと思う。