いろいろ語らせてください!

知識と語彙のないオタクが頑張って音楽を紹介したりします

Wake Up, Girls!は解散する。KADODEとSSAの意味とは。

仙台公演在宅なりに、御託を並べてみようと思う。というか何か言わずにはいられない。今まで以上に内容はまとまっていない。それでもこの気持ち、言葉は嘘ではないのだと思う。

 

 

 

 

 

WUGツアー千穐楽。2/24(日)に仙台で執り行われた。

 

僕はチケットを手にすることはなく、公演参加どころか仙台行きすら見送ることとなった。

 

まあ。所詮は5ヶ月と少し前に「ハマった」程度の僕である。千穐楽など行けないのが当然であると思っていいだろう。仙台の地では、僕よりも彼女たちを長い間応援してきた人たちが彼女たちの最期を見届ければいい。

 

というのはもちろん建前であって、本心を言うならば当然行きたかったに決まっている。まだこの世界にWake Up, Girls!が存在している間に、彼女たちの仙台での正真正銘最後のライブを見届けたかったに決まっている。ワグナーに歴など関係ない。リーダー、青山吉能の言う通り、ワグナーはワグナー。皆平等だ。それでも少し遅かったという事実は重くのしかかった。

 

ただ、公演に参加できないならそれで、他にできることがあるのではないかと考えてみることもある。

 

その一つの答えとして、Wake  Up, Girls!を誰かに知ってもらうことを僕は選んだ。

 

Wake  Up, Girls!のSSAで行われるファイナルライブ。そこに僕は3人友人を連れていく。そのうちの1人と過去のWUGのライブをカラオケで見た。いわゆる上映会だ。2/24に。

 

やはり少しでも、文脈を知ってからSSAに足を運んで欲しいと思った。

 

仙台で千穐楽を迎えるファイナルツアーのパート3はWUGという長いストーリーを終わらせるための儀式だ。これぞWUG!という曲をなるだけ詰め込んで、ぶつける、ぶつかる。そして突き進んでいく。その様を例えるなら猪突猛進とでも言えるだろう。愚直に突き進んでいく。寄り道をしている暇など彼女たちにもワグナーにもないのだ。だから寂しくても苦しくても、とにかく突き進む。儀式を強行していく。そのための最終兵器として、極上スマイルに匹敵する威力を持ったものを僕は挙げることができない。

 

そんな終わりゆく物語の一端でもいい。少しでも知ってから、彼女たちの最期を見届けて欲しいと思った。

 

別にそれは、感動して欲しいからとかではなくて、彼女たちのことを少しでも知って欲しい、そして、覚えていて欲しいと思ったから。ファイナルライブで初めて見てそれで終わりではダメだ。その後も彼女たちが少しでも多くの人の心の中にずっと生き続けなければならない。

 

あまりこうして、ダメだとか、〜でなければという論調は僕の好むところではないのだが、今回に関しては強く主張させてもらう。

 

とはいえ、今回はこの辺りにしておこう。まだ言いたいことは色々あるが、SSAまで胸の内にしまっておこうと思う。

 

まだ終わりじゃない。

 

Wake  Up, Girls!はもう一度輝くチャンスを、そして同時に忘れ物を取りに行くチャンスをその手でつかんだ。この時点でもうすでにWUGの「勝ち」は決まっているのではないだろうか。

 

先ほどツアーのことを儀式と言った。ではSSAはなんなのだろう。蛇足ではないのか。そういう意見もあるのかもしれない。

 

しかし僕は思う。当初予定になかったSSAは、しかし本当は儀式の最後に必要なピースだったんだと。たしかに、なくてもいいものなのかもしれない。しかし、あればもっと輝く、本物をより本物に、完全なものに近づけることができる。そんな最後のピースなのではないだろうか。

 

KADODE

 

ワグナーとの儀式は終えた。最後の舞台は世界だ。世界に向けて、1人でも多くに向けてWake  Up, Girls!を発信する。そうして儀式は本当の意味で完成する。

 

 

Wake  Up, Girls!は、7人のアイドルたちは、大きく羽ばたいていくことができるだろう。