いろいろ語らせてください!

知識と語彙のないオタクが頑張って音楽を紹介したりします

2019年楽曲10選〜アニメ・声優部門〜

おはようございます。

 

タイトルにも書いたとおりですが、アニメとか声優とかなんかその辺のジャンルの2019年に発表された楽曲を紹介するような感じの記事です。ちなみに僕は今年アニソンや声優ソング等の類はあまり聴いていないのでそこも踏まえて読んでいただければと思います(逃げ)

 

選考基準(とか大それたものでもないけど)

・2019年に公開された楽曲

 

・配信サイトで配信されている楽曲

 

・僕がすごい好きな曲

 

・グループやコンテンツの被りなし

 

こんなぐらいの縛りは課して書いていこうと思います。

※順番に特に意味はありません。50音順で並べるつもりでしたがめんどくさいのでやめました(雑魚)

 

1.言葉の結晶

作詞:只野菜摘 作曲:広川恵一(MONACA)

ライブで初披露された時の衝撃は今も忘れないです。なんというか、とにかく圧倒されてねじ伏せられたというような曲です。1月の頭に初めて聴いたのですが、この楽曲を超える衝撃を持った楽曲は今年なかったように思います。ボーカルをも楽曲の一部として利用しているというか、このボーカルを見越して制作された楽曲なんだろうなあというのがわかる。圧倒的歌声からの静寂。そして解放。とにかくすごい。曲を聴けばどの部分の話をしているのかはわかると思います。え、まだ聴いたことない人いるんですか? 聴け。という感じです。圧倒されてください。究極の音楽がここにはあります。

 

 

言葉の結晶

言葉の結晶

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2.ハッピータイフーン

作詞:やしきん 作曲:伊藤翼

ハッピータイフーンがやってくるというサビの歌詞の通り、ハッピータイフーンがやってきます(?)。アニメ以降評価を伸ばしているコンテンツ、Re:ステージのメインユニットKiRaReの楽曲の特徴として「幸福感」というものを僕はずっと主張しているのですが、このハッピータイフーンはそれがわかりやすく詰め込まれた一曲だと思います。最初から最後までずっと楽しい楽曲で気がつけば一曲終わっています。びゅんびゅん。

 

 

ハッピータイフーン

ハッピータイフーン

  • KiRaRe
  • アニメ
  • ¥250
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3.はじめてのかくめい!

作詞/作曲:田淵智也(UNISON ̻SQUARE GARDEN)  編曲:田中秀和(MONACA)

田中秀和×田淵智也というクレジットの時点で結構意味がわからないのですね。編曲を務めたのが田中秀和氏ということで、やはりシンセ音の使い方とか「らしさ」が出ているかな、と思いますし、作詞を務めたのが田淵智也氏ということでそれはそれでまた「らしさ」が出ているのかなと感じます。歌詞が本当に特徴的で僕は好きです。開幕のフレーズ「れぼるじゃーん」を初めて聴いた時なんかよくわからんけどすごい嬉しくなって思わず吹き出した記憶があります。田淵節を噛み締めながら聴いて欲しいですね。あとカップリングのダイアローグ+インビテーションもどえらい名曲なので聴いてください。

 

 

はじめてのかくめい!

はじめてのかくめい!

  • DIALOGUE+
  • アニメ
  • ¥255
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【MV full size】Debut single「はじめてのかくめい!」【DIALOGUE+】

 

4.あゝオオサカdreamin’ night

作詞:R-指定 作曲:DJ松永

Creepy Nuts…くりーぴーなっつ!?ってなりました。Creepy Nutsが曲提供しているという事実がもうすごいんですが、それをしっかり歌いこなしている、というのもまたすごいんですよね。いやしかし、R-指定はやはりすごいなと思わされましたね。僕はラップは全然わからないのでアレですが、それでも気持ちよーく韻が踏まれてるよなぁとか、その上でしっかりキャラクターを描写しきっているなあ…とか。マジで毎日聴いてるし完全にオオサカディビジョンが好きになりましたね。みんなドラマトラックも聴いてねと思いました(?)

 

 

あゝオオサカdreamin'night

あゝオオサカdreamin'night

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5.ワルモノウィル

作詞:夏川椎菜 作曲:HAMA-kgn

ハロウィンっぽい曲です。僕はハロウィン曲が基本的に好きなので例に漏れず好きだったので入れました。個人的に夏川椎菜さんは声優アーティストの中でもかなり好きな部類なんですよね。楽曲に本当に外れがないし歌が上手いし顔がいい(好き) 「変な笑顔は 真の泣き顔ってわかんないの?」この歌詞好きですね。哀しきモンスター感あって。知らんけど。あと、「ログライン」というアルバムの「ステテクレバー」という曲がカッコよくて好きです。おススメです。サビが良すぎ。楽曲の幅が広いのもアーティスト夏川椎菜の魅力の一つですね。

 

 

ワルモノウィル

ワルモノウィル

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6.Phantom Joke

作詞曲:田淵智也

最近どこいってもUSENで流れてる気がします。かっこいいですよね。FGOの一話で流れた時は割と叩かれてた気がしますが、いつのまにかみんなのお気に入りになってましたね。実際、FGOの主題歌がUNISONに決まった時はどうなるんだろうと思ったんですが、しっかり本編の内容に沿った歌詞になっているのではないかと個人的には思います。ただ、UNISONの曲としてはちょっと珍しい感じかも?という感じはしました。特にシュガーソング以下略ぐらいしか知らないという人は驚いたと思います。ラストのギターがかっこいいですよね。

 

 

Phantom Joke

Phantom Joke

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7.ハッピー・ハッピー・フレンズ

作曲: Eternal Truth 作詞: ZAI-ON

「私に天使が舞い降りた!」とかいう超名作アニメのエンディングテーマです。冒頭のベースが良い。タイトルの通り、超ハッピーな感じの楽曲になっています。ピアノなんかもおしゃれにこしらえてあってパーティーっぽさがありますね。全体的に小気味好い感じがします。1番の時点で「もう1回!」って言うし2番でも「もう1回!」っていうしラスサビでも「もう1回!」って言うの、好き。ローリンガールか?(違いますね)

 

 

ハッピー・ハッピー・フレンズ

ハッピー・ハッピー・フレンズ

  • わたてん☆5
  • アニメ
  • ¥255
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8.あずさ2号のテーマ

作詞:安藤紗々 作曲:神田ジョン

あーこれこれ、タドコロックと言えばこれだよな。と言うような感じの曲です。あずさ2号田所あずささんのライブやらで活躍しているバンドメンバーの皆さんのことです。冒頭の「あ!あ!あ!あ!」ってところ、楽しすぎるでしょ。しかも当然ですが、ライブ中のバンドメンバー紹介曲としてもうってつけ。そのための曲をシングルCDにカップリングとして収録するあたりに田所あずささんの為人が見て取れますね。いい人…。あとこれ、間奏のところのメロディー、純真Alwaysを意識しているような気がします。だから何ってことはないんですが、そういうのいいよね。メイキングの動画も良かったら見てくだしあ~

 

 

あずさ2号のテーマ

あずさ2号のテーマ

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田所あずさ / あずさ2号のテーマ -MAKING VIDEO-

9.よいまちカンターレ

作詞: 伊藤いづも  作曲: 藤本功一

完全神アニメこと「まちカドまぞく」のED曲です。わりとベースが暴れまくっていて好き。こんだけベースがべんべこ言いまくってる曲なかなかない…ないよね? ないと思います。知らんけどとりあえずサビ前がやばい。その分落ちサビの落ち方がえげつないんですよね。よくわからんけど泣きそうになるが…。それもこれもシャミ子が悪いんだよ(原作とアニメでは言っていないセリフ)(受賞おめでとうございます) あとこの曲原作者の伊藤いづも先生が作詞してるというのもさらっとすごいですよね。

 

 

よいまちカンターレ

よいまちカンターレ

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10.Share the light

作詞:只野菜摘: 作曲:田中秀和(MONACA)

冒頭のメロディの気持ち悪さで憤死した。おのれ田中秀和…。同時収録の2曲もほんまに強いです。サビ、インストを聴くとよくわかるんですけどかなり音数多いんですけど、それが潰し合うことなくそれぞれうまく作用しあっていてうわあすごぉ…となります。逆にAメロはなんかは音数がかなり少なくて、そこでエモ感とか、出してんのかなあと思います。WUGの土曜日のフライトがその境地だと思います。まあ無知識なので詳しいところはわかりませんが……。

 

Share the light

Share the light

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いじょうだよ~。MONACA、強すぎだなというのが素直な感想です。ぶっちゃけると気をつかわずに書くともっと増えてた気がします。僕があまり聴かなかったのが問題かもしれませんが…。

 

来年はもうちょいたくさんアニソン・声優ソングを聴こうと思います!!!!終わり!!!!!!!!!!

ナナシス曲はとりあえずこれを聴いておけ!という話

ハロー皆さま。このブログを更新するのはだいぶ久々です。

なぜ急に記事を書こうと思ったのか。それはひとえに

 

 

ナナシスがついにサブスク解禁されたからですヤッター!

 

 

この記事を読む人で知らない人はいないと思いますがざっくり一言で「ナナシス」「サブスク」を説明。

 

ナナシス・・・アイドル育成スマホゲームTokyo 7th シスターズの略。ストーリー、楽曲ともに完成度が高い。キャラがかわいい。

 

サブスク・・・サブスクリプションの略。Apple MusicとかSpotifyのような定額で音楽聴き放題のサービス

 

ざっくり書くとこんな感じですかね。気になる人は調べてください。ちなみにナナシスの僕の推しは鰐淵エモコさんと芹沢モモカさんです。対戦よろしくお願いします。

 

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さてそれでは早速ですが楽曲紹介に移っていきます。今回はナナシスにちなんで7曲紹介します。って思ってたんですが、4曲書いたところで紹介したい曲をここから絞るのは無理だなとなったのでなんか不吉ですが4曲にしました。ではどうぞ。

 

 

 

 

 

1.Star☆Glitter

一曲目はナナシスのOP曲であるこの曲。紹介するまでもなくゲームさえインストールしてしまえば誰もが聴くことになるこの曲ですが、支配人(ナナシスのファンの総称)の間では色褪せぬ人気を誇る楽曲です。ナナシスのテーマとして「誰かの背中を押す」というものがあるのですがこの楽曲の歌詞はそのことをしっかりと感じ取れることができるようになっています。また本曲の作詞作曲編曲を務めたkz氏は超売れっ子の音楽プロデューサーなので、気になった方は氏の他の曲もチェックしてみてください。

余談ですが、筆者はナナシスを3年間ほど追いかけていますが、最近公開されたエピソードのラストでこの曲が流れたときめっちゃ泣きました。エピソード0.7、このエピソードはしばらく時間をおいてから読んでください(2019年11月21日現在)

 

 

Star☆Glitter

Star☆Glitter

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2.SEVENTH HAVEN

さて、次に紹介するのはこちらの楽曲。作者は先ほど出てきたkz氏です。こちらの楽曲はナナシスを詳しく知らない人でも知っている人が多い曲かもしれません。アイドルもののコンテンツでここまでゴリゴリのクラブサウンドでくるんだ…と各所に衝撃を与えた楽曲です。怖いもの見たさに是非聴いてみてください、度肝を抜かれると思います。また本曲のシングルのカップリング曲として収録されている「FALLING DOWN」もめちゃくちゃ良い曲なので絶対に聴いて下さいお願いします。

 

 

SEVENTH HAVEN

SEVENTH HAVEN

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3.FUNBARE☆RUNNER

一言で表すと応援歌。先ほども書いたナナシスのテーマである「誰かの背中を押す」ということ。それを分かりやすく表現しているのがこの楽曲だと思います。タイトルにRUNNERとあるように、まさに走り続けるような楽曲であり、全編明るく、間奏の後には「もう一回、行くぞ!」と転調し最後まで駆け抜ける。そんな楽曲になっています。ライブでは終盤に披露されることも多いこの曲ですが振付もなかなか激しく、ステージ上を駆け回るような場面もありその様はまさにランナーです。またサビではメンバーがバトンリレーをする振付もあり、バトンが繋がるたびに客席から起こる歓声には涙を禁じ得ません。

 

 

FUNBARE☆RUNNER

FUNBARE☆RUNNER

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4.SAKURA

一人の女の子の初恋、失恋、そしてそこから立ち直っていく様子を桜に見立てて描いた楽曲です。楽曲の良さもさることながら、その秀逸な歌詞には脱帽するばかりです。桜の花は毎年春に咲いて、そして儚く散っていきます。あるとき少女の中に恋という花が咲くわけですが、儚く散ってしまうんですね。きっと告白すらできなかったのだと思います。それでも忘れらない、でも忘れるしかない。私があの子だったなら…なんて考えたりもして…。

そんな感じで、最後どうなっていくのか、それはぜひ皆さん自身が楽曲を聴いて確かめてみてください。

 

SAKURA

SAKURA

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はい。というわけで、簡単ではありますがナナシスはじめての皆さんに聴いてほしい!!という4曲を書いていきました。

 ぼくはというとこの記事を書きながら改めて楽曲を聴きなおしていたんですがマジでいい曲しかないなあと改めてしみじみと感じておりました。この記事をきっかけに一人でも多くの人にナナシスの楽曲を知ってもらえたらいいなあと願望を垂れ流しつつ締めにしたいと思います。

 

 

 

 

それでは皆さん、良きサブスクライフを。

 

 

 

 

 

2019年4月の楽曲5選

こんにちは、僕だよ~。世間では「平成最後の」と散々言われていますが、そんな枕詞にそろそろ嫌気が刺してきています。たぶんそうやって言ってた人たちや団体は令和になったら「令和最初の」とか言うんでしょうね。考えただけでも鬱です。

 

 

1.令和(仮で平成と歌ってる鬼龍院デモver.)/ゴールデンボンバー

作詞曲:鬼龍院翔


冒頭で平成だ令和だという人に文句言っといて紹介するのもなんですが……。新元号発表を面白おかしくユーロビートのリズムに乗せて歌っているこの曲。サビとか、散々流行ったし今もまだよく聴く「U○S○A」に寄せてますよね。伏字なのでセーフです。しかもこの令和の部分を平成と歌っている仮歌バージョンをCDに入れてしまうという暴挙。オーイシマサヨシかよ(オーイシマサヨシではない) やっぱ金爆ってすげえなと改めて思いました。何年たっても変わらない芸人感。キリショー、歌うまいしな…。

PVやらを発表後すぐに録って編集して…というのも金爆らしくていいですよね。またムックとガチャピンの動画を投稿してください(叶わぬ願い

 

 

 

2.鳴花/鳴花ヒメ・ミコト

作詞曲:小岩井ことり

 

 

■■『VOCALOID 鳴花ヒメ・ミコト』の特徴■■
・声優は「小岩井ことり」が担当(一人二役)
・キャラクターデザインは「v4 flower」のキャラクターデザインを担当した「△○□×(みわしいば)」が担当
・非常に広い音域(D2~C5)で安定した歌声を実現
・激しいロックでも、音圧の高いダンスミュージックでも、抜ける歌声を志向したチューニング
・ヒメ、ミコト専用のAttack / Release Effectを搭載
・ヒメ、ミコトそれぞれに、400ファイル近いボイス素材を収録

 

 


【VOCALOID 鳴花ヒメ・ミコト】サウンドデモ4 - 鳴花(作詞作曲 : 小岩井ことり )

 

アイドルマスターミリオンライブの自身がCVを務めるキャラクターのソロ曲を担当したことで話題になったりメンサの会員になって話題になったりしている声優のこっこちゃんこと小岩井ことりさんですが、今度はボカロの中の人になってそのデモソングを手掛けたらしいね。ちょっと意味が分かりませんね。すごい。本楽曲は和ロックテイストに仕上がっています。僕は和ロックというジャンルはあまり好まないのですが、この曲は割と好きです。後ろで鳴ってる三味線の音が癖になりますね。まだまだ世に出ている曲数は少ないですが、現時点で楽曲の幅は広いんだろうなあということが想像に難くありません。得意ジャンルなんなんですかね。教えてクレメンス。

 

鳴花(feat.鳴花ヒメ・ミコト)

鳴花(feat.鳴花ヒメ・ミコト)

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Sister

Sister

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3.GAME/きゃわふるTORNADO

作詞: つんつく♀ 作曲:Renn Saito

最近はやりのロック系アイドルの一つにはなると思うのですが、ピアノをメインに据えてるのが個人的に好きですね。荒ぶるピアノのとか、今20代前半のボカロ聴いてた人間には刺さらざるをえないのではないでしょうか。あとヴィブラスラップ(ハンバーグ師匠のアレ)使ってる辺りも、なんか若いオタクをターゲットにしている感じがすごい。まあアイドルの曲なんで当たり前な気がしますが。Bメロの展開とかね。悔しいけど好きです。

 


【Music Video】GAME / きゃわふるTORNADO

GAME

GAME

  • きゃわふるTORNADO
  • J-Pop
  • ¥200
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4.おはようイケブクロ/Buster Bros!!!

作曲:三浦康嗣(□□□)・好良瓶太郎 作詞︰ポチョムキン(from 餓鬼レンジャー)・好良瓶太郎

 


ヒプノシスマイク 1st Full Album「Enter the Hypnosis Microphone」ダイジェストトレーラー

?????????????????????

かわいい。

ヒプマイってこんな曲もやるんですねえ…って思いました。タイトル見て、どう裏切ってくるんだろうと思ったらある意味正統派で来たというかなんというかお前ら万屋だったの……??? とにかく情報量がすごい。……なんでこの曲作ろうと思ったの?????????

 

カロン買ってきて

 

余りにも好き。正直この曲をどう受け止めたらいいのかわかりませんがみんなとりあえず聴いてください(?)

 

おはようイケブクロ

おはようイケブクロ

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5.だから僕は音楽を辞めた/ヨルシカ

作詞曲:n-buna

 

ヨルシカのアルバムの表題曲である本曲。当たり前ですがn-buna節がゴリゴリに効いている。主人公の少年が音楽をやめてしまったというのがアルバムを聴き進めていけばわかるのですが、「音楽を辞めた」というのを音楽で表現するのってめちゃくちゃ尖ってて面白いなあと個人的には思いました。皮肉っぽいというか。そういう制作意図があるのかは分からないですが。実際アルバムの中でどの曲が好きかというよりは、アルバム一本通して楽しむ方が正解な気がします。曲の完成度以上にアルバムとしての完成度というか。音楽の強い物語性という点では、やっぱりボカロPなんだよなあと思わされますね。ぶっちゃけ曲単体では「八月、某、月明かり」の方が好きですね。サビのメロディがいいですね。

 


だから僕は音楽を辞めた (Album Trailer)

 

 

八月、某、月明かり

八月、某、月明かり

  • ヨルシカ
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
だから僕は音楽を辞めた

だから僕は音楽を辞めた

  • ヨルシカ
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

~ここからおまけ~

最近聴いている曲をクソ雑な文とともに紹介します

1.銀河ステーション/Sound Schedule

作詞曲:大石昌良

MANKAI☆開花宣言とか枕男子とか好きな人が好きそう

 

銀河ステーション

銀河ステーション

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2.恋はフュージョン/ステラマリス

作詞曲:久保正貴(Black Butterfly)


【Re:ステージ!】3月15日発売「Stage of Star/ステラマリス」試聴動画

リステツアー参加してからステラマリスに完全にはまりました。恋はフージョンらしいよ。

 

恋はフュージョン

恋はフュージョン

  • Stellamaris
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

3.あれ?ロマンチック/クマリデパート

作詞:大森靖子 作曲:サクライケンタ 編曲:ARM(IOSYS


クマリデパート / あれ?ロマンチック / MUSIC VIDEO

 

クマリデパートはいいぞ!!!!!!!!聴いてくれ!!!!!!!!!

 

あれ?ロマンチック

あれ?ロマンチック

  • クマリデパート
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

4.ラブリー☆ボム/みほ from AIKATSU☆STARS! 

作詞:tzk 作曲:山﨑佳祐 編曲:成瀬祐介(onetrap)


アイカツ!ミュージックビデオ『ラブリー☆ボム』をお届け♪

オサレ。全体的にメロディが刺さる。サビ前のところが特にいい。ちなみにアイカツは見てません。

 

 

なんか今月はいろいろ聴きました。いまだに内定は得ていませんが就活にも慣れてきて心に余裕ができたんですかね。知らんけど。ところでこの記事を書き終えている今、ミリマスのツアー仙台公演が終了したらしいですね。最近アイマス曲をめっきり聴かなくなってしまったけど福岡公演の初日はチケット持ってるし久しぶりにミリシタ開こうかなあとなっています。

 

 

おわりだよ~。

 

KiRaRe曲を聴いて幸せになれ!!!!!!!

どうもこんにちは、ごえもんです。

先日(と言ってももうだいぶ経つ)、リステことRe:ステージのツアー

 

『Re:ステージ! 1stTOUR INTERSECT』

 

の大阪公演に参加してきました。正直知らない曲とかあまり聴いてない曲もあったんですが、存分に楽しめました。

そして気づきました、リステ曲、というかメインのユニットであるKiRaRe曲は人を幸せにする力があることに!!!!!

※ちなみにキラレではなくキラリ

 

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ということでKiRaRe曲をオススメしていきます。

KiRaRe曲の良さはその多幸感と独特な歌詞にあると僕は思っています。なので、その二点に着目して曲を紹介していきます。

 

とりあえず聴いてほしい曲を5曲紹介しようと思います。

 

 


1.Startin'My Re:STAGE!!


【Re:ステージ!】作品紹介PV

 

もう一度Re:STAGE!!

 

というフレーズから始まるこの曲。リステのテーマソングです。始まりを予感させる本曲、歌詞はまだまだ大人しい感じですが、曲調からはすでにKiRaReらしさを感じさせます。始まりの曲ということで爽やかに、ワクワク感を持たせてくれるような一曲になっています。頭サビ→イントロ→Aメロ、みたいな。王道ながらリステらしさも内包しています。歌詞の意味はストーリーを読んだらわかるので読んでください。キャラデザで嫌う人もいるかもしれませんが割にすぐ慣れます。

 

 

Startin' My Re:STAGE!!

Startin' My Re:STAGE!!

  • KiRaRe
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

2.宣誓センセーション


【Re:ステージ!】12月20日発売4thシングル「宣誓センセーション/KiRaRe」試聴動画


正直もう早くこの曲について書きたかったので二番目に持ってきました。僕がKiRaRe曲で最初にハマった曲です。そして一番好きな曲でもある。もうほんと曲も歌詞も最高なので聴いてください……。

 

扉をやっと見つけたよ でも それ非常口

 

つまらないときだって 何気ないときだって

ドキドキがワクワクを呼ぶから


チョークで書いたら消えちゃうから
授業より大事な夢はマジックで書こう


イントロのピアノとか良すぎる。超オシャレな曲になってます。それでいてとても楽しい。オシャレだけどコミカル。そしてサビの多幸感が半端じゃない。間奏のギターもオシャレかつかっこいい。Cメロへの持っていきかたもすげえ!!!(今聴きながらこの部分を書いています)
とにかくBメロからサビへ盛り上げていく感じが最高に気持ちいいんですよ。特にラスサビ前、ジェットコースターみたいですごく楽しいです。聴いてください(2回目)


予測・期待値も超えてゆく 可能性=無限大


あとここSEM

 

宣誓センセーション

宣誓センセーション

  • KiRaRe
  • アニメ
  • ¥250
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∞ Possibilities

∞ Possibilities

  • S.E.M
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 3.ハッピータイフーン


【Re:ステージ!】KiRaRe 6thシングル「ハッピータイフーン」試聴動画

 

びゅんびゅんびゅんびゅん!!!!


1stツアーに先駆けてリリースされた曲。タイトルの通りとってもハッピーで台風みたいな勢いのまま駆け抜けていく曲です。クラップに基本コールが曲の中にも入っていて、ライブでは盛り上がること間違いなし(実際めっちゃ楽しかったです)な曲でした。KiRaReのメンバーだけではなくて、客席まで全部巻き込んでハッピータイフーンは大きくなっていったというか。ライブで完成する曲ってあると思いますが、この曲はまさにそういう曲だなと思いました。勢いのまま駆けて行ってそのまま気づいたら終わってるという。後で紹介しますが同時収録のステレオライフとの温度差で風邪引きそうになります。

ハッピータイフーン

ハッピータイフーン

  • KiRaRe
  • アニメ
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 4.Do it!!PARTY!!

タイトルの通り、パーティー感溢れる、思わず踊ってしまいそうな曲です。特にAメロのリズム隊が小気味よいです。


その目と耳大渋滞だって伝えたい!!
楽しい気持ちとドキドキ ワクワク ウキウキ モロモロ
ぜんぶまとめちゃおうよ!!

 

やっぱりどこか独特の表現、みたいなものを感じますよね。本当にKiRaRe曲はクセになるフレーズが多いです。作詞家を固定してるわけではないにもかかわらずこれだけ世界観を保っていられるのはそれだけ楽曲制作に力が入っているんだろうなあと感心させられますね。

 

Do it!!PARTY!!

Do it!!PARTY!!

  • KiRaRe
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 5.ステレオライフ


1曲ぐらいはしっとりとした曲も紹介しておきましょう(というかさっきハッピータイフーンのところで書くって言っちゃったし…)ということで、ハッピータイフーンと同時収録の本曲。メロディもとても素敵なんですがなによりも歌詞が秀逸です。

 

Stereo Life
期待と不安って似てるね 約束された明日が ないってことは 何でも出来る!

 

ここの歌詞、あまりにも良すぎません? とにかく前向き、KiRaReの曲はほんと一貫してその姿勢を貫いているなあという印象なんですが、その中でも本当にこの歌詞ははじめて聴いたとき一発で大好きになりました。

 

ステレオライフ

ステレオライフ

  • KiRaRe
  • アニメ
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ということで以上です。いやあ、幸せですね。今回紹介した曲以外にもまだまだたくさんの名曲があります。また、ライバルユニットも当然存在しているのですが、彼女たちの曲もまた抜群に良曲揃いです。気になった方はぜひそちらも聴いてみてほしいと思います!!!!!ぜひ!!!

 

以上、終わりだよ~。

 

吉岡茉祐という役者を考える

どうも、ごえもんです。

今回はタイトルにある通り、声優ではなく舞台女優としての吉岡茉祐さんは自分にとってどう見えたか、どう感じたかといったようなことを書いていきたいと思います。

まず、この記事を書こうと思った経緯について。先日、吉岡さんの出演されている舞台『舞台版「魔法少女(?)」マジカルジャシリカ♡アニメ版なんてありません♡』の再演を観に行ったことがきっかけです。そこで吉岡さんが演じられていた役はこの舞台の主人公にあたる魔法少女ジャシリカの妹であり敵役ともなる魔法少女クロムセレン役です。まあ敵というと若干説明不足ではありますが大体そんな感じです。この二役は敵同士となることもそうですが、そのキャラクターは正反対となっています。かたや自由奔放に生きる姉、かたやそんな姉の尻拭いをさせられたり、真面目に生きている妹。

そんな対照的な役を演じたのは石原美沙紀さん(ジャシリカ役)と先程から述べているように吉岡茉祐さん(クロムセレン役)です。あくまで個人の見解ですが、この2人の演技もまた対照的であり、そこが今回の記事を書くに至った一番の理由です。

この舞台を観終わった後に僕は色々と感想を例のごとくツイッターに書き込みまくっていました。そんな中で、こんなツイートをしていました。

ごえもん on Twitter: "ジャシリカ役の方、石原さん、かな? 冒頭の長ゼリの読み方とか、この人役者なんだろうなあと思った。勢いとかパワーとかがすごかったです。一方でまゆしぃの長ゼリはすごく聴き取りやすくて、やっぱり声優なんだなと思いました。その2人の対比がキャラクター的にも合ってたし面白かった #ジャシステ"

で、このツイート、もう少し深掘りしてみても良いなあと思いました。

まず、石原さんについて考えてみましょう。なぜ僕はこの人を「役者だなあ」と思ったのでしょうか。その理由は「長ゼリフを噛んでたり、少し聞き辛いセリフも聞かせることよりも勢いを重視していたから」などが挙げられます。

こういう演技って舞台ならではだなあと僕は考えています。なぜお芝居をするのかと聞かれると、当然「伝えたいことがあるからだ」と言えると思うのですが、だからと言って別に全部のセリフを暗記して一語一句間違わずに言うことが正解ではないんですよね。一番伝えたいことが伝われば良い。舞台の本質はそれであり、この石原さんはそこを重視しているんだなあと思いました。石原さんの長ゼリフを聞いた感想は「勢いがすごい」でした。


まあここまで全部僕の持論なので反論はいくらでもあると思うんですけどとりあえず頷いておいてください。


次に、吉岡さんの演技について考えてみます。石原さんほどではなかったものの、吉岡さんにも長ゼリフが用意されていました。その長ゼリフを聴いた印象としては「聴きやすい。すっと入ってくる」というものでした。まあその感想は先ほどのツイートでも述べられているところなのですが。

で、吉岡茉祐さんの演技って結局どうなんだーってところなんですが、超繊細だなと思いました。想像にしかならないですけど、誰よりも台本を読み込んで、一字一句間違えないように丁寧に丁寧に言葉を紡いで、全てを伝えていく。そういう思想の元で演技をしていると思うんです。その演技はやはり、声優然としている。

ここからさらに思考を発展させてみるんですけど、そんな思想から彼女の人間性も見えてくるのではと思います。もちろん、声優であるからそういう演技をするんだ、と言い切ることもできますが、だとしても彼女はとても丁寧で繊細、そしてひたむきであるのではないかと思います。

こう書くと、対照的だと言った石原さんがそうじゃないという論調に聞こえる気がしますがそういうことは言ってませんので悪しからず。

声優さんって、演技をする人の中でも一番言葉で伝えることを大切にしてると思うんですよね。吉岡さんは中でも人一倍その考え方が強い。だから他にも舞台には声優さんが出演されてましたが、吉岡さんのセリフがどの役者さんのセリフよりも聞き取りやすかった。声質とかもあるのでしょうが、やはりそうしたパーソナルな部分も関わってきていると思います。

結論、これを書いて何を言いたかったのか。やっぱり吉岡茉祐さんには声優として頑張って欲しいということです。僕は割と頻繁に「吉岡茉祐さんには舞台女優としてやっていってほしいわー」などとぼやいていました。実際彼女の舞台での立ち振る舞いとか、感心できるところがあるよなぁと思っていました(WUG舞台を円盤で見ての感想)

しかし、初めて生で彼女の舞台女優としての演技を見て、あの台詞回し、もったいないと感じました。これは舞台でやるよりも声優としてやった方が絶対良い、と思いました。

という感じでまあ、そろそろ飽きてきたので締めますが、とにかく、吉岡茉祐さんにはこれからも声優の活動をメインにしつつ、舞台女優としての仕事も演技の幅は広がるだろうし、ちょこちょこやるぐらいでやっていって欲しいなぁと僕が思ったよという話でした。



終わりだよ〜

2019年3月の楽曲3選

気づいたら4月。まだまだ寒さが残りますが、皆さんはいかがお過ごしですか? 僕は推しユニットが解散してセンチメンタルになったり、ヒプノシスなんとかの歌を練習しているうちに3月が終わっちゃった。という感じです(?)
あとマジで全然これだ!って曲を見つけられなかったので3月分は3選になりました



1.ハグルマ/KANA-BOON

作詞・作曲:谷口鮪
アニメからくりサーカスのOP曲ですね。1月31日に先行配信されてますが気にしてはいけない。KANA-BOONといえば、体育祭でなんでもねだりを踊ったのが個人的には懐かしいなあというところなのですが、人気が出たのはフルドライブあたりからだったかなというイメージがあります。あとないものねだりのPV再現も流行っていたような。
まあそんなことは置いといて、このハグルマという曲、KANA-BOONらしく韻を踏んでいるのはそうなんですが、それに加えて、「咲かすか」とか「繰り出すさ 微か」とか、「サーカス」と意図的に空耳するように歌詞を書いているんでしょうね。そういうの好き。あと〇〇に似てる、みたいな論調は好まれるところではないと思うんですが、全体的に9mmぱらべるなんたらかんたらさんっぽさがありますよね。どことなく暗い雰囲気とか、厨二くさい歌詞とか、間奏部分とか。いいですね。

ハグルマ

ハグルマ

2.小さな勇気/スピラ・スピカ

作詞:幹葉 作曲:寺西裕二
この曲を表題曲としたシングルのコンセプトは
『新しい環境に踏み出す新しいことを始めようとするあなたに、スピラ・スピカが送る応援歌☆彡』
らしいです。そんなコンセプトに恥じることなく、爽やかなロックサウンドに仕上がっています。ラスサビへの盛り上げ方が心地良くて好きです。ボーカルの声も明るい曲調に合った元気な声で良いですね。なんだかんだこういう王道ソングって定期的に聴きたくなっちゃいますよね。

小さな勇気

小さな勇気

  • スピラ・スピカ
  • アニメ
  • ¥250

3.ハッピータイフーン/KiRaRe

作詞:やしきん,作曲:伊藤翼

この元気なサウンドに独特な歌詞、KiRaRe曲しか勝たんなぁ…とか軽率に言ってしまいそうになるぐらいには好きです。多幸感、これこそKiRaReの持つ良さ、1番の強みなのだろうなと個人的に思っています。


『天気予報見忘れて 心模様にわか雨』


とかこの曲だとすごく好きなフレーズですね。そして何よりらしさがある。
つーかやしきん作詞やんけ!!!!!!!!!!!!!!

同時収録されているステレオライフがこれまた歌詞が素敵なんでここで紹介しておきますね。





『期待と不安って似てるね
約束された明日が
ないってことは 何でも出来る!』




ほら、もうあなたもKiRaRe曲の虜ですね?


【Re:ステージ!】KiRaRe 6thシングル「ハッピータイフーン」試聴動画

ハッピータイフーン

ハッピータイフーン

  • KiRaRe
  • アニメ
  • ¥250
ステレオライフ

ステレオライフ

  • KiRaRe
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  • ¥250


さて、2月紹介しきれなかった曲もクッソ雑に紹介します

4.強がりLOSER/Яeal

作詞・作曲:Ryoko
最初にノイズ被せて英語でなんか言ってる曲はカッコいい。

強がりLOSER

強がりLOSER

5.Y.O.L.O!!!!!/The Afterglow

作詞:織田あすか(Elements Garden)・作曲:藤田淳平(Elements Garden)
ギターがかっこいい。サビ前の「へいよろっ!」の言い方が好き。佐倉綾音さんすごいよね。

Y.O.L.O!!!!!

Y.O.L.O!!!!!

6.Reborn/東京女子流

作詞:NAOKI TAKADA・作曲:IMAKISASA
疾走感がクセになる曲。ドラムを使ったデデデッっていうキメが多く使われているのも個人的に好きです。

Reborn

Reborn




終わりです。そもそも就活で忙しいのでこんな記事を書いている場合ではないんだよなぁ…。

想い出のパレード 感想とレポートと少しのポエム

今回ちょっと見出しをつけてみました。タイトルはあまり考えずにつけたので結局読みやすいかというあまり変わらないのですが…

 

はじめに

ライブ終わってすぐは、あのライブを言葉で語ることなんて。そう思いましたが、数日経って、やっぱり自分が見聞きしたこと、感じたことを拙くてもいいから言葉に残さなくてはと思い、この記事を書くことを決意しました。想い出が零れ落ちてしまう前に。

 

 

 

ということで、前回書いた記事でもうWUGの記事は書かないとか言ったんですが、エクストラステージに突入です。今回はありのままの事実とか、思ったこととかをいつもより重視しました。変に意味を考えたりするよりも、ただ「こうであった」という事実を残したい。そう思ったので。それでは、お時間ある方はどうぞ。文字数は1万前後です(時間の参考にしてください)

 

 

 

 

 

パレード前

今回のライブについてはまず、やはりその特異性について語るべきでしょう。まあ当たり前といえば当たり前なのですが、まずもって参加している人の数が今までのツアーに比べて格段に多い。物販に僕が並び始めたのは7時でしたがその時点で今までのツアーでは見たことのない長蛇の列が。まさに「パレード」というか。お祭り感ですよね。

自分はとりあえずお目当てのものは無事買えたのですが、あわよくばライブブロマイドも欲しかった…という気持ちはあったのですが事態を見かねた運営が事後物販をしてくれるとのことで、感謝ですね。最後の戦いだ…。

 

さて、物販を終えた僕はというと、本人確認へ向かいました。一旦会場内へ入って本人確認をするのですが、そこでチラッと見えた多くのフラスタ。それを見ただけでわりと涙腺にきたというか、にっこり笑顔になったというか、とにかく感情を動かされました。愛だなあと。自身の企画したフラスタは一体どこにあるのかなぁ、そもそもちゃんと届いたかなあとワクワク、ソワソワした気持ちにもなりました。

 

いざ、リハーサル

さて、もうすっかり慣れてしまった(こんなものに慣れてはいけない気はしないでもない)15KガチャのB賞(複製脚本ですね)を受け取り、程よい時間だったのでリハーサルへ向かいました。ところでこのあたりでずっと使っていたリュックが壊れました。今思えばこいつとはずっと一緒にツアーを回っていたわけですが、彼もまたファイナルライブの節目という日に、その役目を終えたというわけです。あと半日でいいから待って欲しかった…。

 

開場がなされると、ぞろぞろと原色の服を身に纏った集団が会場内を歩いていきます。これに関しては見慣れた光景です。リハーサルに参加するのはわぐらぶ会員のみですからね。

 

さて、そうこう考えているうちに入場(とはいえこの時は1人じゃなかったのでずっとそんなことばかり考えていたわけではないのですが)。ホールに入った瞬間、一気に実感が湧きました。あ、ここで解散ライブやるんだなと。途端に襲いかかってくる緊張感。そんな心持ちのままずんずんと進んでいき、無事着席。

 

実はかなりの前の方の席でして、リハーサル中はメンバーの表情をしっかりと見ることができました。メンバーは少し緊張していたような気もしましたが、それでもいつも通りの顔で僕たちの前に姿を現してくれました。実際のところはわかりませんが、受け手側がそう感じたならもう彼女たちの勝利だと思います。勝利とは。

 

さて、リハーサル開始。色々と言いたいことがあるのですが、2点。

 

1つ目。しっかり水色を振っていたら青山吉能さんが極上スマイルのときにすごい変な顔で目を合わせてくれました。というかあの人、相変わらず変顔ばかりしてた気がします。僕らのフロンティアの時とか…これもいつも通り…アイドルなのに…。

 

2つ目。こちらの方が本当にこう、その日のいろいろに関わってきたなあと思うのですが、コールが全然響かない。おそらく多くの人がお昼ご飯を食べる前でしたから声が普段より出なかったというのはあるのかもしれませんが、それにしても響かない。焦った、びっくりした人も多かったのではと思います。

実際リハーサルが終わったあと「ほんとに俺らが頑張らないといけない」というような会話をワグナーと交わしたような記憶があります。

田中美海さんの「みんなが引っ張っていってね!」という言葉を改めて強く噛みしめました。

あとそうそう、ここで「リトルチャレンジャー」と「止まらない未来」が披露されたんですよね。選曲、わかってるよなぁと感心してしまいました。

 

近づく始まりの時

さてさて、そんなこんなでリハーサルも終わりしばしば暇ができました。実際のところ、これと言ってやることはなく、でもここから離れるのはなぁという感じだったので、ご飯を食べに行った後はわりとぼーっとしていたように思います。

もちろん、その間に人と話したりはしたのですが、ほんとにそのぐらいしかしていません。寄せ書きを書きに行ってもないし、円陣にも参加しませんでした。

 

ナナシスの武道館ライブに参加したときを思い出しました。あの時もこれといって何かするわけでもなく、7月のじりじりと焼けるような暑さを木陰で凌ぎつつ時間が過ぎるのを待った記憶があります。

たぶん、自分の中で本当に重要だと思えるイベントがある時はそうなってしまうのだなと思います。過ぎ去る時間にただ想いを馳せる。あれはあれで、尊い時間だなあと個人的には思っています。ただただその時を待つ。

 

そんな時間を過ごしている間に今回の「連番者」がやってきました。今回の連番者は、「同大学の先輩」「他大学の後輩」「高校時代の同級生」とバラエティに富んだメンバーでした。うち2人はライブ初参戦。もう1人も徳島公演のみの参戦でした。そんなメンバーを引き連れて、WUGの最後を見届けに行く。そんな状況に、自身が物語の一部になれたような感じがして、とても気分が高まりました。

これもまさにお祭り感というか、祭りの前のなんとやらというやつです(そんな言葉は存在しない)。舞い上がっていました。

 

そんなメンバーを引き連れて入場口に並びます。

 

ここでもやはり人が多い。Wake Up, Girls!のライブにこれだけ多くの人が来ている。そんな事実はさらに興奮を高めました。ツアーでこんなに人混みが嫌だなあなどと感じたことはありませんでした(そもそも人混みなどできなかった)

 

会場に入って、着席してから上着を脱ぎ捨て、臨戦態勢に入ります。シャツとタオルを装備。ブレードは…一本しか持っていないブレードを貸してしまったため、草ブレード…を一応点灯確認だけはしておきました(結局1つも使わなかった)

 

よーし準備万端というところで、大切な使命を果たすために席を立ちます。

 

 

想いよ届け、SSAに満開の花

そう、フラスタです。自身の主催したリーダーズ(かやよぴ)フラスタを確認しに行かなくて! どこだ! どこだ! とフラスタの所在を求めて会場を歩くのですが、歩けど歩けど見つからない。花、花、花……どこまでも続く終わりのない花道。結局体感で5分以上は歩いてやっと見つけました。

 

あった!!!!!!!

 

すげーーーーーー!!!!!!

 

f:id:yuu6446:20190313073226j:imagef:id:yuu6446:20190313073244j:imagef:id:yuu6446:20190313073305j:image

 

しばらく嬉しくてずっとフラスタの前に立ち尽くしていました。果たしてこれが2人の目に届いたのかどうかはわかりませんが、きっと喜んでくれたに違いないと思います。根拠は1つもないのですが、そう思うことにしておきます。こんな素敵なイラストと多くの方に参加していただいたんだもの。感謝です。

想い出のパレードはここから

しばらく感動に浸ったのち、会場内へ人混みをかき分けて戻ると、そこで流れていたのは歴代のWUGのCDのCM。会場中から歓声が上がっていたり、コールをする人がいたり、ペンライトを振る人がいたりと開演前から会場のボルテージが上がっていくのがわかりました(僕はめっちゃコールして連番者のスマイルを勝ち取りました)(半分引かれてるんだよなぁ多分)

ここで歴代のCMを流したのも、「想い出」だからなんだよなぁと思いました。

 

始まるパレード

そして開演前ラスト、流れるはハートライン。ここで流すのか…!!

 

始まるパレード

 

この曲はおそらくWUG曲の中で、聴いている人が特に少ない曲だと思います。配信がアニュータ限定なので。それでもツアーを通して、育て上げられていった大切な曲です。そして何より、パレードの開演を告げるのにこれ以上ないまでにふさわしい。こうして、パレードは最高の形で幕を開けました。

 

生みの親と育ての親

そして影ナレで聞こえてきたのは丹下社長と松田さんの声。さらには後から早坂さんも登場。会場をますます沸かせます。ツアーパート3では、メンバーのうちの何人かと大田さんが話すのが常となっていました。もちろんSSAでもメンバーの登場はありましたが、大田さんのお話はありませんでした。きっと彼も会場のどこかで僕たちと一緒にライブを楽しんでいたのだと思います。

 

その制服は、決意の証

影ナレが終わると、メンバーそれぞれが制服を着て地元から旅立っていくという様子を表した映像が流れます。SSAに集結する7人。

 

あれ、徳島で撮影してるところ見たやつだーーーーー!!!と連番者の1人と顔を見合わせたのもいい思い出です。

 

一曲目

タチアガレ!でした。ツアーのセトリのせいで「開幕タチアガレ!は王道過ぎてないだろう」とか捻くれた考え方がすっかり根付いてしまっていたのですが、そんなことはありませんでした。最高にテンションが上がりました。やっぱりこの一曲しかねえ!と思いました。しかし、正直な話をするとこの時はまだ、この程度か?と思ってしまった自分が確かにいたように思います。

 

2曲目にアガペーは全然予想していなかったので、リアルに膝から崩れ落ちるアレを熊本ぶりに体験しました。割と迷わずに推しの名前を叫んだあたり、自分が思ってる以上に推しに真剣なんだなあ僕、とか思ってました。

 

(7GW)お前が一番!!!!!お腹の底から全員に叫びました。やっぱり箱推しじゃないか…。まゆしぃコールもワグナーと思われる人々はやっていたし定着してよかったなぁ

 

ゆき模様恋のもよう、初めて生で、しかも制服衣装で聴けたのがあまりにも嬉しかったです。それにしてもベースがイキってましたね……。

 

言の葉 青葉SSAで聴いたそれもまた素晴らしく、泣いた。6/8だかに岩手行きたいんだよな(就活生の顔)

 

アニメ映像で泣く後輩を横目で見て泣く僕。アニメ見てないのに思い出ボムに弱過ぎて何かを感じて泣いてくれる後輩が好き。

 

新しいステージ、次のステップ

わっんなびりお〜〜〜〜〜ん!!やっぱり楽しい。May'nさん、私信すぎて絶対泣いてるだろうな、と頭の悪いことを考えた(まさか一般客に紛れているとは思わねえわ)

 

(素顔でKISSME0)ウ"ッッッッ!!!!裏打ちうるさくてごめんねとは思ったけど仕方ないよね、最後だもの。やはりこの曲は好きが溢れすぎていて好き。真っ赤に染まる会場も好きでした。黒衣装のかっこよさも相まって良かったですね。

 

(ででです)かーらーのこっち向いて向いちゃって〜!流れが俺得過ぎたのですごく叫んだし跳ねてた。はいせーのフェイントが聞こえてきて楽しくなりました。(初見の友人が騙されたらかわいそうなので僕は言ってません)

 

キャラソンをありがとう

そして流れ始める「ハジマル」。うわああああああああ!!???!?!?となりました。そしてそこで察するキャラソンパート1メドレー。愛知でパート1のみ聴き逃していた僕には嬉しすぎるサプライズでした。嬉し過ぎて叫びすぎて疲れ過ぎてこの辺本当に記憶がない。ただただ最高に騒いだことだけを覚えています。サイリウムが綺麗でしたね。そういえばななみ推しがななみんにハートマークを貰ってたところは記憶に残っています。僕も紫を振っておくべきだったか。

 

ノンダイサビ全員歌唱からのワグズーズーで完全に体力が尽き果てた気がします。ここで一旦限界を超えたあたりで突然「あの番組」が始まります。

 

WUGちゃんねる!ぺらじ!

えぇ……。ざわつく会場、笑い声と拍手が巻き起こる。自由、1万と3千人の観客を前にSSAでニコ生の番組を流すの面白過ぎでしょう。WUGらしさ、まさにWUGらしさ満載のライブだなと改めて実感。本当になんというか、いつも通りだなと。

 

WUGちゃんみんながプリンセス

そして全員verのヒガプリ。いや、日替わりプリンセスなのに全員じゃダメだろwと思ってたんですがWUGちゃんがプリンセスだぞ!と言われてしまうと「そっかあ」と納得させられてしまいました。我ながら主張が弱すぎる気がせんでもない。

 

というかこのときの、5周年衣装というんでしょうか、個人的にめちゃくちゃ好きな衣装だったのでこちらも見ることができて嬉しかったです。

 

辿ってきた軌跡

そしてスキノスキルに僕らのフロンティア。スキノスキルの華麗なダンス、本当に好きなんですよねぇ。WUGの振付の良さが存分盛り込まれている。僕らのフロンティア田中美海さんの歌唱により黄色く染まっていく会場、これもツアーを通して完成していったものですよね。などなど、見所満載。

 

ボルテージは最高潮

つぎ、7sensesでは2番サビ前の「WUGちゃん!」コール、これあんまり定着しなかったんやーと思いつつ1人全力で叫びました。定着しようがしまいが伝えたい気持ちが変わることはないのだ。

 

そしてトロッコに乗ったまま極上スマイルを披露。この曲にはやはり不思議な力があるのか、なんとなく会場全体が楽しい雰囲気に包まれる気がします。そして一番で歌詞を間違える高木美佑さん。まあ海は広いからね、仕方ないよね。地球の面積の7割とかを占めてるんでしたっけ。忘れたけどまあ、このハプニングのお陰でより楽しい気持ちになることができたのは紛れも無い事実です。

 

落差、泣かせる

関係者各位からのメッセージ。ランガちゃんのものはさすがにうるっときましたね。きた。

 

そして雫の冠。やはりこの曲って難しいなあと思っています。理解するのが。深い。まあ僕は普通に泣いてしまう曲の1つになってしまいましたが。歌詞がな〜、くる。

 

いよいよクライマックス

そして満を持してというか、少女交響曲。この辺りからいよいよクライマックスという感じで、喉とかその辺りが限界のその先へとっくに向かっていたわけなんですが、まあ声が出た。自身がこの曲が初めて聴いたWUGの楽曲であったことも作用して相当な声を出していた記憶がぼんやりあります。Cメロの青山吉能さんの「人と人とが〜」というところ、よくいう絶唱でしたねあれは。あれがそれだなと思いました(どれですか)

 

そしてこの流れでやはりやってくるBeyond the Bottomなんですが、会場中を埋め尽くす白い光はまさに原作再現そのものであって、その光景の中歌う彼女たちを見た僕は本当に咽び泣いたというか、過呼吸気味になってしまった。それほどにあの場の雰囲気というか、ものすごかった。すごいとかで表すのも申し訳なくなってしまうような。これに関しては本当語ってはならないぐらいの凄さがありますよ。神ですよ神。彼女たちはあの瞬間だけ神になっていると思いますね。そして再現される「WUG最高!」ただあのセリフで彼女たちは良かった人間なんだなと思わされたりもするというか、はい。すごいですよね。

 

MONACA組曲。WUGの物語

そして本編のラストを飾るべく披露されるのは新曲4曲。彼女たちの物語です。ここで会場がほとんど緑に染まっているのもまた綺麗だなあと思ったりもしていたのですが、やはりこう、彼女たちは確かにアイドルで、それ以上に人間なのだなあとこの4曲で感じました。

語るべきことがあまりにも多い気がするのですが、特に印象に残った点がいくつかあります。

言葉の結晶の最後の青山吉能さんの思わず漏れたような吐息。凄みというか、感情を消し去って歌唱されたこの曲ですが、あれは最後に思わず溢れ出そうになった感情なのかなあとか。

土曜日のフライトで見せた田中美海さんの感情的な歌い方。彼女は最後の最後で自身の中にある壁を乗り越え、感情を吐露し、歌に乗せることを覚えたのだなと思うと素敵ですね。田中美海がまた一歩成長した瞬間を見た気がします。

さようならのパレードで起こるWUGコール。そして最後の「Wake Up!」。お互いにエールを贈りあっているんだなぁと勝手に考えていました。

 

アンコール。鳴り止まぬ。

そして巻き起こるアンコールことWUGコール。あれだけの人数で起こる「Wake Up, Girls!」というコールはやはり壮観でした。はっきり言って泣いた。それでも僕も名前を叫びます。だってまだあの曲とかあの曲とか聴いてないしな。

 

パート1再来?

成長したい成長したい。そんな前向きなフレーズから始まった曲に「レッスンレッスン!」と即座に対応するワグナー。まさかここでSHIFTが披露されることになるとは思っておらず、意表を突かれました。いやーしかし、盛り上がる。湿っぽい顔なんてさせないからな!という彼女たちの意思が伝わってくるような気がしました。曲中、彼女たちが鍵を探すことはありませんでした。おそらくもうそんな段階ではないのです。そしてそれをワグナーに教えてくれたのだと思います。私たちはもう扉をあけて進む準備はできてるよ。ただそれは同時に、じゃあ君達はどうだい?という問いかけだったようにも思えます。

 

レッスンを終えたメンバーは次に地下鉄に乗り込みます。この曲もすっかりツアーで定番の盛り上がり曲となった曲です。前日に東京に来て電車に乗り込むことに失敗した経験があった僕は「乗り込めないよ〜」の部分で1人「オレモー!」と叫んだのですがみんなほんとに、うまく乗り込めてるんですか? お腹空いている人はあんなに多いのに…

 

TUNAGAった。

そしてアンコールのラストはTUNAGO。この曲をSSAで歌うのもまた別の意味があるのだなあと思って。色々と繋いできたものがあって、そのゴールとしてSSAがあるわけで。SSAにはいろんな繋がりがあって、こうして人がたくさん集まっていたりして。あれだけ盛り上げておいてしっかりとこうした曲を聴かせることができるのもまた彼女たちの魅力があってこそなのだろうと思います。

 

星になる

TUNAGOが終わりメンバーたちはまたも退場していきます。そしてまた即座に巻き起こるアンコール。そうだ、まだあの曲をやってない! まだやってない! そんな気持ちで必死に彼女たちの名前を呼び続けます。

 

そして出てきた彼女たちが身に纏うはPolaris衣装。

 

手紙

メンバーの手には手紙。ワグナーへの手紙。そんなものがあるという時点でかなりやばかったのですが、メンバーそれぞれの手紙に込められた想い。一人一人の想いが胸に響きました。

高木美佑さんの尽きることのないありがとう。涙ぐみながらも笑顔で手紙を読みきる彼女はもう泣き虫ではありませんでした。

山下七海さんの涙と笑顔が混じったがんぱっぺ!という言葉に込められた決意。彼女はこれからどんどんと活躍をしていくでしょう。それでもきっといつまでも彼女の中のWUGは消えない。

田中美海さんの片山美波ちゃんへの溢れる想い。本当に優しくていい子なんだな、改めて思わされました。

吉岡茉祐さんのもう私がこの7人の真ん中に立つことはない、という重たい言葉。不安もあるのでしょう。でもこの7人の真ん中に立っていた彼女ならきっと大丈夫。

永野愛理さんの何年後でもいい、WUGを知ってほしいという切なる願い。震えながらもそうした言葉を紡いでいく彼女はあまりにも儚くて、それでも力強かった。

奥野香耶さんの独特で、それでも伝わるメンバーへの愛。自分をさらけ出すことを覚えた彼女もまた、新しい扉を開いていくことができるでしょう。

青山吉能さんの真っ直ぐで、混じり気のない気持ち。最後まで自身の「弱さ」を見せた彼女。その「強さ」でこれからもどんどん成長していけるでしょう。

 

7人が7人とも、あまりにも真摯で素敵でした。

 

完成する星を紡ぐ物語

そんな手紙を経て披露されるPolaris。2階から見る白色が全て赤色に変わっていった景色はあまりにも綺麗でした。

 

「満点の星空をありがとう」

 

かつて「満点の星空になる日まで」と願った7人でしたが、その夢は叶ったのだなと思いました。そう考えると、Polarisという曲は最後の最後に本当の意味で完成したのかもしれません。まさに集大成と言えるでしょう。

 

そしてPolarisも歌い終え、退場していくメンバー。しかしまだ、パレードは終わりませんでした。

 

パレードは終わらない、まだ終われない

 

Wake Up, Girls! Wake Up, Girls!

 

彼女たちを呼ぶ声は収まりません。それどころかより一層膨れ上がっていくようでした。

 

アンコールが鳴り止まない。

ユニット名を叫ぶアンコールは、
いつもライブで鳴り止まなかった。

公式の特設サイトより一部引用

 

この文言を思い出していた。本当に鳴り止まない。でもトリプルアンコールなんて聞いたことなかったし正直少し怖い気持ちはあった。出てくるのか。Polarisで終わりたかったんじゃないのか。でも最後には叫んだ。もうこの時間が終わらなければいいのに。ずっと続けばいい。そのためなら何回だって名前を呼んでやる。もう声はすっかり枯れていた。少し多めに持ってきた飲料は無くなっていた。お腹も空きに空いていて、腹から声を出すのも辛かった。頭がクラクラしてきた。それでも叫んだ。想いよ届いてくれ。

 

最後のエール

7人はもう一度出てきてくれた。嬉しかった。まだパレードは終わらない。そして披露されたのはタチアガレ!だった。今日の最初に披露された曲。会場のコールの圧は段違いだった。冒頭のタチアガレ!で感じた物足りなさを見事に払拭してくれた。

 

そうそう、これだよこれ!

 

涙はとっくに引っ込んでいた。

 

明日のことは考えるな!今を楽しめ!

 

吉岡茉祐さんの煽りに背中を押される。そうだ、今を目一杯楽しむんだ!泣いてる場合じゃない!

 

あれだけ声を出したのは初めてだった気がする。実際は声など全然出てなかったと思うけれど、そんなことはどうでもよかった。何もかもどうでもよくて、とにかく楽しかった。あのとき、概念かなにかにでもなっていたのかもしれない。一体感どころの話ではなく。

会場全体が叫んだ「タチアガレ!」の五文字。それはお互いが力強くエールを贈りあっているようだった。さようならのパレードの「Wake Up!」とはまた意味合いが違う気がした。

 

そうして今度の今度こそライブは終焉を迎えた。曲が終わると同時にまた鳴り止まない「Wake Up, Girls!」というコール。壇上でメンバーが手を繋ぐ。察してしんとなる会場。そんな雰囲気も大好きだった。

 

以上! Wake Up, Girls!でした!

 

マイクを通さない彼女たちの肉声での挨拶はそれでもたしかに、200レベルにいた僕のところにもしっかり届いた。そして彼女たちがはけていく。そんなときにもまた鳴り止まない「Wake Up, Girls!」というコール。

 

そのコールは賞賛か、感謝か、あるいは労いの気持ちもあったのかもしれない。あるいは単純に、名前を呼ぶのが好きだったから叫んでいたのかもしれない。

 

結局、閉演のアナウンスが入るまでコールが止むことはなかった。

 

アナウンスの後、僕は思わずその場にうずくまった。それは別に、辛かったからとかではない。本当に全てを絞り出してしまって、その場に立っていることすらできなくなっていた。オールスタンディングのライブですらこれほど見事に力尽きたことはなかった。

 

 

余談、祭りの後

終演後のお見送り会。思った以上に普通のお見送り会だったが、しっかりと「最高だった!」と想いを伝えることはできたように思う。青山吉能さんは「それなー!」というような反応をしてくれたり、永野愛理さんは僕の声が枯れていたせいで聞こえなかったらしくわざわざ聞き返してくれたり、高木美佑さんは満面の笑みでありがとー!と言ってくれたり、とにかく最後まで個性的で面白い7人だったなぁと思うばかり。

 

こんな言い方すると全員引退するみたいな感じがしてしまいますが当然そんなことはありません。

 

リーダーが言ったように、ここからが人生第2章のスタートなのだろうなと思います。

 

それぞれがそれぞれの道へ。未来への道はずっとずっと続いていきます。僕たちの物語は、まだまだ始まったばかりです。