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Wake Up, Girls!と駆け抜けた半年間 7人からもらったプレゼント

こんばんわぐ。

 

ついに、Wake Up, Girls!は解散しました。まだ正直実感がありません。そんな3/9の深夜2時半です。結局描いてたら4時半近くになりました。眠れませんね。

 

 さて、以前記事で、WUGとの出会いや、WUGのファイナルツアーの思い出などについて書いたことがありました。

そんな感じで、今までの半年間散々WUGのことを書いてきた僕ですが、最後の最後に自分語りをします。もちろんWUGに絡めてですが。それでも良い方、ぜひ読んで、なにかコメントでもいただけると嬉しいです。というかさらに言っておくと青山吉能さんのことが主です。

 

僕がWake Up, Girlsに出会った頃、ちょうど大学の後期が始まるころで大学3年生の僕は地元で就職するか、上京してで就職するか悩んでいる時期でした。引っ越ししたこともなければ、大学も地元の大学に通っている僕は、21年間同じ場所に住み続けていてそんな生活に嫌気が刺していました。

そこで、東京に憧れを抱きました。たくさんの人がいて、たくさんのモノがあって、企業もたくさんある。漠然としたものではありましたが、そんな都会に憧れを抱きました。

でも、当たり前ですが地方から東京に出て就活するとなると多大な労力とお金がかかります。一方地元で就活すれば、時間もそれほどかからないし、地方は慢性的に人手不足なので内定も簡単に取ることができます。

そんな事情から葛藤をしていたとき、WUGと出会いました。様々な地で公演を行う中で、WUGちゃんたちはずっと、挑戦を続けていました。とにかく最高更新を目指して駆け抜ける。そんな姿をいつも見せてくれました。

 

そんな公演の中でも、僕の人生選択に大きな影響を与えたのは、熊本公演での青山吉能さんでした。

 

熊本公演は彼女の凱旋公演でした。その夜公演、彼女はワグナーに「手紙」を書いてきました。内容は、自身の故郷についてのことでした。地方だからオーディションを落とされたりと、熊本が嫌いで仕方なかった。帰ってきたくないと思っていた時期があった。今ではそんな自分を後悔している。そういったことを言われていたと思います。

 

先述の項目を読んでいただければわかると思いますが、この手紙の内容は僕の胸にぐさりと刺さりました。

 

同時に、思わされました。当時高校生の女の子が、こんな葛藤や苦しみを味わいながらも1人で上京して、今やこんなにも立派に夢を叶えて、自分だけでなく多くの人を幸せにしている。それなのに自分は、21歳にもなってくだらない言い訳ばかりしている。お金とか、距離とか、時間とか。情けないと思った。

 

いや、それ以上に背中を押された。挑戦する勇気をもらった。だから僕は東京に出て就職活動をすることにした。

 

SSAの最後の挨拶、青山吉能さんは言いました。

 

「(WUG解散に伴って)私の人生は明日から第二章に突入する。みんなも、人生の第2章を生きて!」

 

たぶん、原文ママではないがこんなことを言っていた。会場は優しい笑い声に包まれていたと記憶しているが、僕にはこの「いつものやつ」が笑い事では済まされなかった。人生の第二章が到来する。

 

僕の人生の第二章、東京での就職活動はSSAを終えてから始まる。その第二章を生きて!と青山吉能さんは言った。お願いされてしまった。なら全力で生きていくしかない。

 

当然、偶然の産物、思い込みも甚だしいような話だがそれでも、青山吉能さんにもう一度背中を押されてしまった。

 

結局もらったものってなんなのか。それは言ってしまえば挑戦する勇気だ。一歩踏み出す勇気を彼女たちからもらった。とりわけリーダーの青山吉能さんからもらった。

 

もう一つ、SSAの備忘録的なものも少しだけ書いておく。

 

わぐらぶ会員限定のお見送り会。本当に一瞬しか言葉をかけられなかったが、青山吉能さんに向けて僕は「WUGちゃん、最高だった!」と一言。言葉こそ返ってこなかったが、最高の笑顔で親指をグッと力強く突き立てて見せてくれた。

他のメンバーにも「最高だった!」と声をかけていったのだが、ライブで喉を潰してしまっていたので、永野愛理さんに「ん?」という顔で聞き返すような動作をされてしまった。結局、言い直しはしたものの伝わったかどうかはわからない。ただ、そうやって言葉を聞こうとしてくれたことがあまりにも幸せだった。適当にヘラヘラ笑って「ありがとう」とでも言っておけばいいのに。永野愛理さんのそんな真摯なところが大好きだ。

永野愛理さんに聞き返された反省を生かし、ラストに構えている高木美佑さんにはしっかりと「最高だった!」と声をかけた。これまた最高のスマイルで「ありがとう!」と答えてくれた。高木美佑さんの笑顔は本当に「満開の」と枕詞を付けるのが似合う素敵な笑顔だった。

 

接近イベントにあまり慣れていない僕ではあったが、参加できてよかったなと思えた。

 

さて、半年間、WUGについての色々をブログで書いていたが、本記事をもって締めにしようと思う。本当はSSAのファイナルライブの所感などを書いて最後にしようと思っていたのだが、あのライブを拙い言葉でつらつらと語るのはどこか勿体無いような気がした。

 

あえて一つ言うとすれば、あのライブは、伝説と呼べるに相応しいものになったと思う。Beyond the BottomPolaris、そしてタチアガレ!。もちろん全ての曲が最大に洗練させていたのだが、個人的には特にこの3曲が伝説的であったと胸を張って言える。

 

書いていたら、やはり少しだけ言葉で残したかったので、この3曲についてのみ、少し言及させてもらう。

 

まず、Beyond the Bottom。これはもう、完全に振り切っていた。イカレていたと言ってもいい。白で埋め尽くされたSSAはそれだけでも壮観であったのだが、七人の歌唱も本当に、ぶっ壊れていたと言ってもいい出来上がりだった。あまりの神聖さに僕などはライブ中に過呼吸になりかけた。

 

次にPolaris。200レベル(2階席のこと)から見る落ちサビの白→赤の色変えはあまりにも綺麗すぎる景色であった。そしてその落ちサビでの吉岡茉祐による「満点の星空をありがとう!!」という歌詞変え。Polarisが最後の最後でまた進化する姿を目撃してしまった。

 

最後にタチアガレ!。SSAの開幕とラストを飾った曲である。やはり特筆すべきはラストのタチアガレ!だ。トリプルアンコールで再び登場したWake Up, Girls!の面々。そこで吉岡茉祐の言葉が入る。「騒ぎたいよなぁ!?」そして始まるタチアガレ!。正直、ヘトヘトだったし、声も枯れていた。しかし、鮮烈な吉岡茉祐による煽りにより、最後の最後で今日一番の声が出た。出そうと思ったとかではないのだ。出ていた。気がついたら。このタチアガレ!をもって、「想い出のパレード」は伝説と呼ぶに相応しいライブになったのではないかと僕は思う。

 

少し余談が過ぎてしまった。今度こそ、終わりにしようと思う。ラストはお決まりのあのセリフである。皆さん、ご唱和の準備はよろしいでしょうか。

 

 

では

 

 

 

 

いくぞ!

 

がんばっぺ!

 

Wake Up, Girls!