いろいろ語らせてください!

知識と語彙のないオタクが頑張って音楽を紹介したりします

2次オタクが3次アイドルに心を奪われた話

こんにちは、僕です。

突然ですが皆さん、A応Pって知ってますか?

 f:id:yuu6446:20181114221053j:plain

アニメをもっと語りあいたい! アニメの面白さを伝えたい! アニメを"勝手に"応援したい! と始まった、アニメ応援プロジェクト。 このプロジェクトのなかで 「アニメを愛する女の子たちを集めたら何かできるかも?」 と結成されたのが、アニメ大好き女子のユニット「A応P」です。

A応Pオフィシャルサイト 

https://aopanimelove.com/profiles

より

 

と、このように、アニメの好きな女の子たちを集めたアイドルグループです。彼女たちはアイドルとしてだけではなく、声優としても活躍していますが、アイドルとしての側面が強く、コールがアイドルの現場でよく聞く(というイメージのある)もの(イエッタイガー的な)であったり、あとで触れますがチェキ回等を行ったりと。(あくまで個人的に感じたものですので違いました場合もご容赦を)

 

みんな知ってそうな曲といえばおそ松さんの主題歌のはなまるぴっぴはよいこだけとか、全力バタンキューとかでしょうか。

 


【MV】A応P「はなまるぴっぴはよいこだけ」FULL Ver.【3rd LIVE TOUR ⑦FINAL公演<オフィシャル先行2次>先着受付11/10(土)10時~販売!】

 


【MV】A応P「全力バタンキュー」FULL Ver.【3rd LIVE TOUR ⑦FINAL公演<オフィシャル先行2次>先着受付11/10(土)10時~販売!】

 

このように公式からFULL尺の動画がアップされています。また、曲によってはMVのダンスバージョンもアップされています(こちらもFULLで)

 

 

さて、そんなA応Pですが、先日11/11(日)に福岡にある西日本総合展示場にて毎年開催されている北九州ポップカルチャーフェスティバル、略してkpfに出演しました。

 

このkpfではステージでのトークショーやライブイベント、そして様々な展示などが行われています。僕は去年声優の高田憂希さん目当てでこのイベントに初参加したのですが、今年もちょうど予定が空いていたし、ライブを無料で見られるし、行くかーと軽い気持ちで参加しました(家からもそう遠くないので)。

 

 

本記事の内容とは関係がないのですが、kpfの展示の今年の目玉はどう考えてもヒプマイの等身大パネルでしたね。僕はブクロ大好きマンなのでお兄ちゃんの写真を撮ってきました。開場はコスプレOKだったので乱数くんのコスプレをしているレイヤーさんを見かけたので正直声をかけたさがありました(白井悠介さんが好きなので…)。コスプレといえばバンドリのロゼリアのコスプレをしている二人組を見かけたのですがとてもクオリティが高く北九州もやるなあと思いました。

f:id:yuu6446:20181114211917j:image

 

 

 俺が一郎を聴いてくれ

俺が一郎

俺が一郎

  • 山田 一郎(CV:木村 昴)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

閑話休題。話を本筋に戻します。

無料だからと軽い気持ちでA応Pのライブを見に来た僕。どんなもんか見てやろうと謎の上から目線で堂々と待ち構えていました。

 

A応Pの前に「ギルドロップス」のライブもあったので彼女たちにも少し触れておきましょう。

 

「ギルドロップス」は結成してからわずか4ヶ月ほどの4人組のアイドルグループ。彼女たちが披露したのは4曲。まだまだ不揃いなダンスや歌唱力の微妙さなど、まさに新人アイドルという感じ。ただ、結成4ヶ月ほどでこの完成度なのは今後に期待できるかな?とも同時に思いました。これからの動向に期待です。

しかし、とりあえず試聴動画欲しいなぁとは思う。

 

個人的には「カエル」という可愛らしいタイトルの曲が一番好きで、振り付けの

元気さとかもとても好みだったのでもう一回聴きたい。観たい。けどいきなりCD購入するのはハードルの高さを感じざるを得ないのでやはり試聴動画が欲しいな…15秒とかで良いから…。

 

 

 

さて、そんな新人アイドルさんたちのライブが終わり次がA応Pの出番でした。さぁ、どんなもんじゃいと上から目線で構えつつ、広瀬ゆうきさんはナナシスで少しだけ知っていたのでちゃっかりオレンジのペンライトを装備。MC無しでの開幕1曲目。そこから合わせて6曲が披露されました。

 

 

正直、圧倒されました。主に広瀬ゆうきさんに。

彼女のパフォーマンスはとにかく凄まじかった。

 

先ほども言ったように、ナナシスで広瀬さんのことは知っていました。ライブにも行ったことがありますし、なんとなくどんなパフォーマンスをするのかは知っていました。憑依型と表現して差し支えないパフォーマンス中の豹変ぶりには眼を見張るものがありました(鰐淵エモコ役の吉岡茉祐さんに通じるものを感じたり)。

f:id:yuu6446:20181114212914j:plainf:id:yuu6446:20181114213143j:plain

 

広瀬さんの演じる瀬戸ファーブ(↑画像左)はベーシスト(ちなみに画像右の鰐淵さんもベーシスト)。彼女はアイドルながらにバンドユニットを組んでいます。バンド名がQOPと偶然にもA応Pと似ていて面白いというのはまた別の話。

 

実際に行われるライブでは、広瀬さんが瀬戸ファーブとしてベースを弾きます。そのベースを弾いているときの格好よさは半端ではなく、激しくベースを掻き鳴らす姿はまさにバンドマンのそれ(と言えるイメージに合致すると僕は思う)。

 


Tokyo 7th シスターズ『t7s 3rd Anniversary Live 17'→XX -CHAIN THE BLOSSOM- in Makuhari Messe』Trailer

 

 こちらの動画の4:25あたりからその雄姿を見ることができるので見たことがない方は是非。

 

 

そんな前提知識はありつつ、でも歌って踊るアイドルをやっている彼女を見たのはその日が初めてでした。ステージでパフォーマンスを披露する彼女はまさにアイドルそのものでした。キラキラと輝いていた。

あんなにキレのいいダンスをしながらあんなに笑顔を振りまいて、そしてあそこまでレス(自分の色のペンライトを見つけて手を振ってくれたら指をさしてくれたりする)してくれる。

 

ライブ中何度も鳥肌が立ちました。

 

MC含め、6曲の間ずっと目が離せませんでした。

 

笑顔を振りまいているだけではなく、かっこよく決めるべきところはしっかりと表情を決めている。そこからの切り替えの早さ。さらにはフォーメーションのズレをその場でしっかりと修正してフォローする気遣いもできる。

 

様々なアイドルコンテンツのライブを見てきた僕でしたが、キャラとかではない純粋なアイドルってこうなのかと、大きな衝撃を受けました。それほどまでに広瀬ゆうきのパフォーマンスは強かった。

 

 

茂木伸太郎(ナナシスの総監督)、お前広瀬ゆうきに踊らせないとかものすごい損失だぞ。

 

 

そして話はまだ続きます。ライブ後にある特典会&サイン会。どんなものかというと、推しとチェキを撮ってその場でサインしてもらおう!というもの。もちろん無料ではありませんから、金欠の僕は散々悩みました。

 

散々悩んだ結果、広瀬ゆうきさんとのツーショットチェキ&サイン券を無事購入。オタク、無事陥落。無銭ライブだぜ〜などと軽い気持ちで訪れたはずの会場で僕は財布を取り出すことになりました。タダより高いものはないとはまさにこのことか(違うと思う)

 

さて、特典会の時間がやってきてメンバーが登場。高鳴る鼓動。自分が撮ることは一生ないと思っていたアイドルとのツーショットチェキ。それをあの、先ほど心を奪われた広瀬ゆうきさんと撮る。もちろん直接話をすることをできるわけで。列に並びます。一歩また一歩とその時は近づいてきます。そしてついにきました。前の人と楽しそうに話をしながらも慣れた手つきでサインを書く広瀬ゆうきを目の前に、もう緊張はピークでした。何を話したらいいんだろう。できるだけ最初は好印象に。色々なことが頭の中を駆け巡ります。そして邂逅のときはやってきます。

 

「はじめまして」

 

どもりながらも僕が精一杯発した第一声は「冴えない」そんな言葉が似合いすぎる毛ほども面白味のない挨拶でした。でも彼女は笑顔で答えてくれました。

 

「はじめまして!嬉しい!」

 

と。ステージで踊っていた広瀬ゆうきが目の前にいる。接近イベントが初めてだった僕にはそれだけで処理が追いつかないような事実なのですが、その彼女が僕の冴えない挨拶に素敵な笑顔で返答をくれました。すごい。なかなかその後の言葉がうまく出てこず、しどろもどろになってしまった気がします。

 

そしてまずはチェキの撮影です。これも初めてな僕はポーズの取り方もわからずに言います。

 

「こういうの初めてで……」

 

僕がそう告げると広瀬さんは言います。

 

「じゃあ…触ったらダメなんだけどね〜手をこうして構えて待っててね」

 

触ったらダメと言いながら僕の手をしっかりと握ってハートの形を作ってくれる広瀬さん。もうよくわからなすぎて頭の上にはてなマークがいくつも浮かんでいました。キャパオーバーにもほどがあります。

 

僕の頭の処理が追いつかないままにチェキの撮影はあっさり終了。サインを書いてもらっている間はお話ができる時間です。A応Pのライブを初めて見たこと、ナナシスが好きなこと、QOPの武道館でのパフォーマンスが良かったことなど。自分なりに伝えたいことを伝えました。そしてスタッフさんの剥がしが入ります。最後の最後広瀬さんは言いました。

 

「よかったら遠いけどツアーファイナルにもきて欲しいなぁ」

 

A応Pツアーファイナルが行われるのは東京です。地方の人間である僕は費用の問題で行くことはできないでしょう。年末年始は本当に金がない。

 

 

 そんな僕の頭の中に彼女の顔が思い浮かんできます。

 

「ライブ、来てほしいなぁ」

 

彼女からしてみれば、それほど考えずに放った一言だと思います。僕も演劇部時代には友人に声をかけてはぜひ見に来てくれ! と誘ったりしたものです。頑張って創り上げた舞台を誰かに観て欲しい。それはプロアマ問わず誰もが抱く感情だと思います。

そんなことを考えてしまう僕だからこそ、彼女の言葉は深く深く心に根付きました。あれだけのパフォーマンスができる彼女が偶然無料ライブを見てなんとなくチェキ会も参加してみようかなぐらいのオタクに対してきて欲しいとお願いするわけです。

 

「オタク特有の妄想やめろ」

 

といわれてしまえばまさにぐうの音も出ないのですが、あえて言わせてください。

 

この記事を読んでくれた関東に住んでいるもしくはお金と時間に余裕のあるそこのあなた。来年の1/13(日)、品川のステラボールA応Pのライブに足を運んでください。チケット代だけなら5000円程度で購入することができます。

もしライブに行って気になってチェキ回に参加したとしてもそれでやっとコンテンツのライブと同じか少し安いぐらいで済みます。きっと後悔はさせませんから、僕がいけない代わりに、A応Pをその目に焼き付けてきてください。

 

 できればたまに見かける賢いオタクの拗れた文章みたいなのが書きたかったんですが、なかなか難しいですね。

 

なんだかあっちこっちと話が飛んでしまいましたが、ここらあたりで締めにしようと思います。

 

 

 

こういうのもまた、推しへの愛の一つの形なのかなと思います。地方民の僕だからこそ言えますが、会いに行くだけが愛を示す手段ではないと思います。皆さんも無理のない推し活動をぜひ楽しんでいただけますように。